2010-01-01から1年間の記事一覧

宿題

「人の死」について、良く考えるかと言えば嘘になって、 私はそこに直面しなければそういうことを考えない。 まぁ、それでも直面すれば、否が応にもそのことについて考えることになって、 結果として私は亡くなった祖母について何か一つ書いておかなくてはと…

カレンダーの話

DT:自分のスケジュール管理のダメさにシャッポを脱いで、googleカレンダーを使い始めた。自分の字を見ないですむだけでもあり難い。ただ、月曜日が一番左にくるキリスト教的なあり様に違和感が。タイムゾーンが日本の場合は、日曜日が一番左に来るようにして…

息を吐く

久しぶりに、友遠方より来たるで、新宿まで足をのばしたわけです。 仕事は午前中だけでうっちゃって、カラオケ行ったり、昼飯食べたり、お茶を飲んだりしました。 ほんとにただそれをやっただけで、取り立てて書くこともないんだけれども。 お茶を飲んだ店は…

秋の読書

○朝日新聞 秋の読書特集 人文寄りで、文庫ばっかり選ばれててなんか好みだった。 「忘れられた日本人」が二人に選ばれてて、これは読めってことなんだろうな。 初読・再読を含めて、何冊か読んでみよう。 ・中島京子 「異国トーキョー漂流記」高野英行 「な…

朝起きて、カレンダーを見て、日曜日だと思った。 ここまで完璧に日曜日だと思ったのだから、今日が土曜日なのは一日得をしたということだ。 飲みたいような、飲みたくないような。 胃の調子が悪いような、飲んだら治るような。 そんな感じでいるのだけれど…

いまのヒーロー

M:いまのヒーローもしりたいです。 それは、本当に難しい質問ですねぇ。在命の方をそう呼ぶのに引っかかりを感じます。 ただそれを押して言えば、 私にとっての「ヒーロー」は、まず岩盤のように分厚くほとんど不動の如きで、それでいて人間そのものという感…

いつかこうへいに

中学生のころ、私のヒーローは、つかこうへいと山本夏彦と星新一だった。 「裏が白ければメモ用紙に使えんのに」と思うような紙の束の中から、その三人の本を選び取って棚に並べた。 まぁ、みんな死んだ。 『娘にかたる祖国』は、控えめに言って十回くらい読…

最近のくだもの

この前、誕生日を迎えた後輩と「30歳」について話していたのだが、 「朝起きたら、心当たりがないのに、なぜか枕が濡れている」 とか 「ついでに、なぜか目の周りが涙らしき跡でカピカピだ」とか、そういうことしか思いつかなかった。 まぁ、過ぎてしまえば…

「個性」について

ぶつかってぶつかって、砕けて、ひしゃげて、擦り減りきって、それでも残っているものを「個性」と呼ぶのだと思う。 何が言いたいのかというと、「個性を伸ばす」なんていうのはとんでもない話だということ。 「個性」は伸びるものでなくて、「残る」ものな…

「だから差は縮まらない どこまで行っても」

「だから差は縮まらない どこまで行っても」 「3月のライオン」は、作者が島田八段を「発見」してから勇躍、面白くなった。そういう発見を共に楽しめるのが連載漫画の素晴らしさだ。 『しかし「縮まらないから」といって それが オレが進まない理由にはなら…

質問

質問「なぜ、現在の歌は世代を越えては伝わらないのでしょう。趣味が細分化されたからですかね?」 中西礼の答え「それはね、作り手側に芸術家がいなくなったからなんですよ」 おおおおおおおお。鳥肌たった。 amano_1966 そういうことじゃないと思う。答え…

戻り雪

「うー、あったかーい」 部屋に戻ったら思わず声が出ました。 雪は夜更け過ぎに雨へと変わったようですが、明日の朝はどんな景色になってるでしょうか。 さすがに積もりはしないのかな? 確定申告のシーズンなので、一年分の領収書を端から足し算していまし…

ロスタイムまで あと何時

ひと仕事を終えて、ジャンパーを着込むとポケットからガサリという音が。 何かと思って引っ張りだしてみると、薬の袋でした。 そういえば、薬飲んでたんだ。 喉元すぎればなんとやらで、少し良くなるとすぐに忘れてしまいます。 おかげさまで、声は大分いつ…

ツーカー

最近の体温計というのは結構すごくて、 もはや皮膚に触れることすらしないのですね。すごい。 ちょっと欲しくなりました。 朝起きても、喉の腫れがひいていなかったもので、仕方なくいきつけの医者へと行ってきました。 ここ数年、ようするに今の仕事を始め…

小さなひな祭り

実家の居間にサイドボードがあって、そこは母親の「展示スペース」になっています。 普段は花瓶に花が刺さっていたり、ダイビングに行った時の写真が日替わりだったりするわけですが、 ここしばらくは、当然のように桃の節句狙いでした。 小さいながらも、五…

ささやく

昨日の夕方あたりから、なんだか急に声が出なくなり困りました。 「あ」という発音が「ヴあ」になってしまい、他人様に聞き苦しいことはもとより、自分もそうでとても難儀です。 私は自分の書く字は大嫌いですが、自分の声まで嫌いになるとなると、どうにも…

父帰る(母も)

「オーロラを見に行く」 と、言い残して両親が出かけてからはや一週間。 個人的には、「炊飯器を買いに行くと言って出かけたまま、足掛け三年帰ってこない妻」、くらい意味不明なわけですが、 「妻」と違って両親は無事帰宅しました。 帰宅した両親は、半死…

おとりよせ

世の中便利になって、クレジットカード一枚と、PCが一台あれば大抵のものが届くんじゃないかと思うわけです。 私は、どちらかといえばそれに抗うように生きている方だと思うのですが、それでもこの便利さを否定する気はさらさらありません。 特に、「これ」…

「冬は去ったか?」「うむ」

東京は暖かい一日でした。とても暖か。とても。 それなりに長い冬の中で、芯の方まで冷えた家の中より、外の方がずっと暖かだったです。 だから、ということもないでしょうが、冬になってから封印されていた習慣をいくつかやっていました。 神社に行ったり、…

玉葱とかけまして、恥とときます

昨日、久しぶりに日記、いやブログ? まぁなんでもいいや。 そういったものを書くために、アップするために、あぁもうどうでもいいよ、 なんかそうするためにワープロを叩いていたのですが、どうも頭の造りが変わっているらしく、 出力するのが恐ろしく大変…

眼が覚める

朝眼が覚めて、布団から出る気になるのを待っている間、ふと「今日が一番寒いかもな」と思いました。 去年の年末から、今日まで。ようするに冬になってからね。 着替える前に暖房を付けようと、パジャマのままスリッパを履くと、足もとからヒヤリとした冷気…

爪を切らなきゃ

集中力が切れてきたのが分かったので、仕事の手を止めました。 本当はもうちょっと行けるのは分かっているのですが、今日のところは終わりにします。 しばらく、こういう風にダラダラと仕事をし続ける日が続くのは分かっているので、自分を追い込むのは文字…

How old?

昨晩は、なんだか体の真ん中に力が入らなくて、ためいきばかりついていました。 頭の言うことを、体の方が聞く耳もたんという感じ。「ほんと勘弁してくれよ、もう大人なんだから」と思います。 かろうじて日常的な業務だけ済ませて、お腹を押さえて丸まりた…

はじまりの一日

夜の帰り道をツカツカと歩いていると、低い位置に月が見えました。 かなり黄味がかった、まん丸の月。 それを見て思ったのですが、 「最近、月って大きくね?」 写真に撮ってみても、全然そうは見えないので撮りませんでしたが、この前も、その前も、 なんだ…