2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「ハチミツとクローバー」という作品があって、私はその作品のファンだったりしたわけです。 作品自体は、無事完結して惜しまれつつ幕を降ろしたわけですが、今回テレビドラマになったということで、その記念に雑誌「コーラス」で読みきりが掲載されていまし…
道を歩いていると、ふと思いついたわけです。 半端ものが、半端な生き方をしている。 そういうことを思いつくと、私は嬉しくなってしまうのです。 この「半端もの」はもちろん自分のことなのですが、我ながら的確な表現だなと。 過不足なく、美しいとすら言…
80分しか記憶がもたない老いた数学者と、シングルマザーの家政婦とその息子の交流。 海外のドラマや映画なら、鉄板で旅に出てしまいそうな設定ですが、ここは日本なのでボロめな家の中で話は進んで行きます。 これ以上、付け加えることは何もない話です。 そ…
つい最近、箱根に行く機会があって、出かけてきました。 何をするということもない一泊二日の温泉旅行で、集合が昼の三時とくれば、やることと言えばただ夜の宴会だけとなります。 宴会場にお膳がずらりと並び、そこで偉い人と一緒にご飯を食べ、その後スナ…
「今年のテーマは経済的な成功だ!」 と、思いました。 いや、そんなこと言われても困る。ですね。 でもですね、なんかこう切実に「当たり前のこと」みたいなものが欲しかったわけです。 いくつか候補があったのですが、その中で「経済的な成功!」は、シン…
YUIという歌い手さんがいましてですね、アルバムを二枚出しています。 世間的には、というか私的には、CMでもガンガンかかっていた「CHERRY」という曲がヒットしたわけですが、それがずーっと耳に残っていて、タイミングがあったので一枚レコードを聴いたの…
普段、新刊の本は、「新刊の本である」という理由だけで興味の対象外なわけですけれど、なんとなく知った「小林秀雄の恵み」という本が気になって、郵便局に行くついでに探しに行きました。 とりあえず、地元の本屋さんをのぞいてみたものの、やはりない。 …
破天荒で、難しい女の先輩がいて、それに男の子が振り回されて、最後にその先輩が自殺する、という話です。 これだけだと、「なんだ、またそんな話かよ」と思われるかもしれませんね。 じゃあ少し足しましょうか。 その女性の名前は唐須弥恵と言って、写真部…
抜けるような青空は、この時期結構な寒さとセットになっているような気がします。 今朝歩いていると、文字通り雲ひとつない空が見えて、気持ち悪いくらいでした。 美しいなにかには、別の何かが犠牲になっていたりするものなんでしょう。 虐殺された雲の気配…