ささやく

昨日の夕方あたりから、なんだか急に声が出なくなり困りました。
「あ」という発音が「ヴあ」になってしまい、他人様に聞き苦しいことはもとより、自分もそうでとても難儀です。
私は自分の書く字は大嫌いですが、自分の声まで嫌いになるとなると、どうにも生きづらそう。


熱が出ているということもないので、風邪という感じもせず。
痛いということもないので、すぐに病院に行く気にもなれずにいます。
まぁ、「普段は人と口をきく機会もないので、別にいいか」と思ったりも。
しかし、こういう時に限ってめったにない「会議」なんていうものがあったりして、正直困りました。
「田中さん、なんかありますか」
「うヴぁヴヴぃばびふぁふぇん(特にありません)」
みたいな。
昔いたパンダのように、プラカードに字を書いて挙げたくなります。


そういえば、明日も五百だの千だのと声を出さなければならない日でした。
半ばひきこもりと言えども、意外に声を出す機会ってあるもんだなと、他人事のように思います。
そういえば、電話に出るのも難儀だ。
声が出ないのは意外に億劫だというのが分かったので、明日一日様子を見てダメなら病院に行こうと決めました。
小声でひとり言をささやいている自分は、ちょっと新しい感じでしたけど。