おとりよせ

tanakadaishi2010-02-18

世の中便利になって、クレジットカード一枚と、PCが一台あれば大抵のものが届くんじゃないかと思うわけです。
私は、どちらかといえばそれに抗うように生きている方だと思うのですが、それでもこの便利さを否定する気はさらさらありません。
特に、「これ」と対象が決まっている場合は、実際に使うしね。


最近取り寄せたのが、写真の「日本の居酒屋をゆく 望郷篇」という本。
この前「疾風篇」を読んだのですが、別に大して面白くもないのですが(失礼!)、なんだか作者の背中が丸まっているような感じが良くて、思わず次の一冊を注文したわけです。
高松・那覇・仙台・熊本……
地酒好きの作者が、全国各地の居酒屋に行っては「あれはうまかった」「なかなかのもんだった」というだけの内容。
ただ、なかなか店が決められずうろうろしてしまったり、真夜中についステーキを食べてしまったり。
そういうところはもう他人事とは思えず、お取り寄せもやむなしというところでした。


もしかしたら5月に旅行に行けるかもしれないので、その時は一日くらいはこういう風に居酒屋に行ってみたいなとも思うのです。
見知らぬ町の、見知らぬ店で、いつもと同じように飲んで食べる。うん、いいよね。