「スタイルシートのしおり」

さて、それではスタイルシートを書きます。
「大丈夫?」と言われそうですが、私も心配です。
「どこから手を付けるの?」と言われれば返事に困るのも確かです。
しかし、今までの経験から、「やってみるに越したことはない」ということは分かっているので、とりあえずやってみるというのも一つの方法では無いでしょうか(と、やる前から言い訳ですか)。
それに、頭だけで勉強していくの飽きたんだー。色決めて、線引いて、表示させたいんだー。
これじゃあ、ただの子どもですが、子どもだって徐々に小賢しくなって行くことを忘れてはいけません。


とりあえず、準備をすることが肝心です。
私の手元には、昭和十年に発行された「夏休の栞」があります。これは、東京帝国大学の学生課が発行したもので、各地で行われる講演のスケジュールや、全国帝国大学の施設の紹介や、要塞地帯での身の処し方まで記されているという、なかなか魅力的な一品です。
この小冊子の中でも、「先ず事前に準備し、実際に当つては適当に取捨しなければならない」とあります。
かなり大雑把で、それでいいのかという気もしますが、「臨機応変」は褒め言葉でしょう。
私も、大雑把に行きます(そっちかい)。


それはもう飽きたという方もいらっしゃるでしょうが、いつものパターンでとりあえず方針を決めます。
以前、はてなダイアリーのテーマを幾つか使ったみたことがあるのですが、その時の私の方針は以下のとおりでした。

  1. 活字は黒、もしくはそれに近い色のテーマにする。
  2. ということは、必然的にバックは白系のものになる。
  3. 「Hatena」のテーマへの愛着を示すために、青ベースのものにしたらいいかも。
  4. 全体的にシンプルなものにする。
  5. 一行の分量が多く、フォントが大きいもの。

当時は、こういう基準で「テーマを選ぶ」ことしか出来ませんでしたが、これからはなんとこれらの要素を完全に満たすことが出来ます(というか、満たそうという方向で足掻くことが出来ます)。
そらなら、テーマ「Hatena」を使えばいいんじゃないのかというごもっともな意見が飛ぶこと必至ですが、聞こえない聞こえない。


目標はズバリ、「誰が見ても『テーマ・Hatena』なのに、誰が見ても『テーマ・Hatena』じゃない見栄え」です。


ん、自分で書いててなんだかおもしろそうだぞ?


こういう実力以上のことを思いついてしまうと、必ず大変な目にあうわけなのですが、考えない考えない。
そもそも、実力なんて無いんです。
次はお道具箱を用意しましょう。


これまでに、私がやってきたスタイルシート絡みのアンチョコになりそうなものをまとめておきましょう。(そういや、アンチョコは何の略語なのでしょうか。「安直」と「チョコッと」の合成語でしょうか)




(はてなヘッダ色のサンプル)
(The Quick Color Table)
(はてなダイアリー - 1日分のHTMLテンプレートの構造)
(とほほのスタイルシート入門)


とりあえずこんなところかな? 絶対、足りないというのは承知という感じですが、参照すべきものが増えてもどうせ対応できないしね。これを見てダメだったら、なんか考えるってことで一つ。


あとは、記念すべき最初に指定すべき「class」くらいは調べておきましょうか。
やはり、頻出する「<div class="body">」あたりがふさわしいのかな?
色はどうしましょうか?
はてなヘッダ色のサンプル」によると、「はてなブルー」は「#1841CE」のようです。これにしておきますか。
両脇をどれくらい開けるとか、上下に詰め物するとかも考えなくちゃいけなかったような気がしますが、それは後から。(やったこと無いんで)


やばい。ドキドキしてきました。
なんだか楽しいなぁ。
好きなものは後から食べる派なので、それでは明日。