ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル

本日の映画は、「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」はTOHOシネマズ渋谷。お正月に相応しい選択として、みたいな気持ちでした。トム・クルーズの映画を観るのは、「トップガン」以来かも。


感想はとにかく簡単で、「なにこれ、超おもしろいんですけどー!!」という感じ。いやぁ、こんなことならもっと早くから「ミッション:インポッシブル」を観ておけば良かったなぁと思いました。画面を観ていて、退屈な時間は一切ナシ。呆れるやら、感心するやら。


最近ちょこちょこ映画を観るのですが、ハリウッド映画ってもうあまりストーリーを必要としていないのかもしれません。荒い筋立てはあるんですけど、それはもう講談の太平記みたいなもので、観ている誰もが「これからどうなるかは分かってるでしょ?」。


複雑さを排除して、その代わりに丁寧に丁寧に楽しいギミックを詰め込んでいくと、あら不思議、超楽しい映画が出来ましたとさ。もちろん、かけられているエネルギーが並大抵では無いのも分かります。個人的には、こういう作品は好きだなぁ。


複雑な人間関係、深刻な社会問題、そういうのに思いを馳せるのもまぁ良いのですけれど、「どかーん、バコーン、ひえぇぇぇ」みたいな物の方をつい求めてしまうな。


トム・クルーズは、吉田栄作を1000倍ゴージャスにした感じの人というイメージだったんですが、思っていたよりずっと甘い感じ。ほんとヒロイックで、イーサン・ハントにぴったりでした。「宇宙人ポール」のサイモン・ペッグとの再会もちょっと嬉かったな。