明日の特売

「本」と言えば、現在では紙がホチキスや糊で背で閉じてあって、文字が印刷されてあって、ペラペラとめくるものと相場が決まっていますよね。
ただ、ネット等の電子媒体の発達にともなって、この「紙の本」というものが無くなっていくだろう、という予測があります。
まぁ、この記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0907/03/news079.html
あたりでは、「早くて3年、遅くて10年」という予測が出ていたり。
3年といえば、あと1000日ですか。オリンピックの準備より簡単な感じ?
まぁ大雑把に言ってるんでしょうが、この前の「googleが書籍をデータベースかしていくぜ!」という話を聞くと、案外近い内にそういう時代が来るのかもしれません。


上の記事では、

ネットが苦手な人でも電子書籍を手軽に使えるようになり、紙のデジタル化は避けられない流れだとみる。「どうしても紙がいい人は残ると思うが、紙のマーケットがシュリンクするとビジネスとして成り立たなくなり、事業者はやめざるを得なくなる」

というような話も出ていて、まぁこれも頷ける話で、そうなるのかもしれません。
私は、全ての出版物が電子化する世界というのを想像できないんですが、
例えばスーパーの特売のチラシ、あれは紙だから力を持っているような気がしないでもないんですが、
あれをメールでもらってもあんまり驚かないというか、「行かなくちゃ!」という気にならないような気もするんですが、
一方で、パチンコ屋のイベントとかはメールマガジンなどで見て並んでいる人もいるので、
やはり、やり方次第なのかもしれません。


私は、飯の種として出版物を扱ってはいるものの、出版業界の流れからは若干遅れて影響が出る位置です。
なので、上の推測が当たると仮定して、私の売り上げに直撃するタイミングが5年ズレるとしましょう。
となると、8年から15年の間でおまんまの食い上げ、ということになります。
となれば、大体10年間で現在のやり方から大きく舵を切らなければならないということになります。
10年間で一生分お金が貯まっていればいいのですが……
まぁダメそうなので、その辺の変化はもしかしたら注目しながら仕事した方がいいのかもしれないと思いました。
ま、まだ2年しかやってないんだけどね。