初夏の底冷え

なんだか、精神の噛み合わせが悪くて。
西炯子の登場人物みたいな気分。
心の中で、ため息と舌打ちが連発。
まったく、困ったもんです。


こういう時は、日常業務をこなしながら、冷めた頭で、
あーだれかと会いたいなー、とか、
あーどっか行きたいなー、とか思っています。
なんだかとても冷えている。


この場合の、WhoとかWhereは、特定の「誰」とか、特定の「どこ」とかではなく、
こちらが相手のことを全然知らず、相手もこちらのことを全然知らず、
それでも向かい合っていなければならないような、誰/どこです。
「あぁー、タバコ吸われるんですね」「いや、普段は全く」
「この辺はピーマンが名産なんですよー」「あぁ、嫌いですね。バーベキューでは特に」
みたいな。


まぁなんだか色々血みどろな感じで、電話を受けたり、メールの返事をしたりするのですが、
当然相手には分からない。
夕飯は豚肉の味噌漬けだったわけですが、これはとてもおいしかったです。
それでも、この噛みあわせの悪い感じは続いていって、
その内、ケロリと治ってしまうんだろうなぁ。
健全は不健全な気がする。