南へ!

今日は、所以あってデートの日でした。
「それじゃあ、いつものところで」と昨日約束した次第です。
相手も田中さんと言って、ちょっとした夫婦気分も楽しめるという寸法なのですが、ひげ面でお腹のでっぱった方なので、奥さんにしておくにはちょっと問題があるところが難です。
あ、そっか、俺が奥さんになれば問題ないのか!
いや、問題あるだろ。うまく説明できないけど。


と、そんな風だったのですが、見事にすっぽかされた次第です。
まぁ、私は一人で用事を足してきたのでそれで十分なのですが、こう書くと異常に負け惜しみっぽいですね。
なんか、本当は傷ついているのに強がってる感じ。
フラれた人が、「いや全然気にしてないから。あなたが幸せならそれで十分だから」と、半分涙目みたいな。
「なによ、あなたがいなかったことなんか、全然気づかなかったわ! すごい充実した一日だったし。色んな人に会えたし。おいしいものもお腹一杯食べたし。逆に、あなたが来なかったことに感謝したいくらい。まぁ人間って、基本的に一人で生まれて一人で死ぬわけだし、あなたもお忙しい身の上なんでしょうから、私がそんなことで腹をたてるなんて、お門違いもいいところですもんねぇ。いいのよ、お互い別々に実のある時間を過ごしたってことで。私はあなたが何をやっていたのか知りませんけど。まぁ、これからはあなたのお邪魔をしませんように、なるべくこんな平日に誘わないようにしますわ。その方が、あなたもなにかとやりやすいでしょうから。私みたいな、小姑が周りにいない方が。
…………でも、次はちゃんと来なさいよね!」
あってますか、これ?


実際のところは、仕事がらみでたまたまた行く場所が一緒というだけなので、その人がいようといまいと関係はないんです。
いれば、一緒にご飯を食べるくらいのもので。
ただ、ついこの前「男にモテて困る」というような話を書いた記憶があったので、実際にはこんなもんだー、というのがちょっと面白かったです。
なんか、人類にモテ無いなぁ、俺。となると、動物狙いか? いや、人間がいいなぁ。


まぁそんなこんなで、また今日という一日が積み重なったわけです。
ということは、また私は少しだけ大きくなったということなわけですが、果たしてその先には何があるんでしょうね。
山積みにしてみれば、分かることがあるような気がするのですが、どれくらいになったらそうなるんでしょう。
とまぁ、最後は適当にお茶にごし。