ふんぎり2

携帯電話のメモ機能を使ってうんぬん。
調べることでちょっとだけ前に進んで、また放置するうんぬん。


・新谷のり子
誰なんだろうと思ったら、wikipediaにありました。「しんたにのりこ」と読むそうな。
学生運動をやりながら、歌手をやっていた方とのこと。
代表作は、「フランシーヌの場合」。
おそらく、ファウラーの「山谷ブルース」を読んでいる時に出てきたんだろうなぁと思う。
これはやたらに面白い本で、面白すぎるあまり、問題意識は十分満足してしまった思い出。


・田中貞夫
まぁ、A公B公の、B公の方なわけなのだけれど。
簡単に言えば、中井英夫の相方だった人で、そうなら有名な人だろうと勝手に想像していて放ってあった様子。
作品社というところの社主であったとのことだけれど、ググってもそんなに引っかからないのは意外。
まぁネットは同じ情報がダブって載ってるだけって感じもするので、そんなものか。
というわけで、いまだに「月蝕領崩壊」は読んでいないのですが、探したら持ってすらいませんでした。


・ふしぎの森のミンピン(ダール)
ロアルド・ダールコレクションが完結して、それでもいくつか読んでない作品があって、その一つ。
絵本なんだね。
版元が切らしていないので、買う気がしないという悪い読者です。私は。


・清水芳太郎
戦前・戦中の思想系の学者の一人なのかな?
調べると、石原莞爾あたりとセットで名前が出てくるということは、こりゃ「虹色のトロツキー」かな。
ということで。
ただ、だとすればあの漫画でどんな役柄で登場していたのか思い出せません。


・耳の遠い人 近い人
「耳の遠い人」がいるならば、「耳の近い人」というのがいるはずだという話。
「ただ耳の性能が良い」というだけだとつまらないな、と思いました。


・「彼」という字が好き
あ、好きかも。
ぎょうにんべんが、なんか好きなんですよね。さらに、この字はバランスが良い。すばらしい。
この字を見ると、ちょっと乙女チックな気持ちになるのですが。なにいってんだか、よく分かりませんね。


・随分遠くまで、見えるんだなぁ。
いや、ほんと知らないよそんなこと、と思いました。


三津田信三
さて、次はどんな奇矯な人物なのかと思いきや、現代のミステリー作家でした。
そういや、先輩に薦められたんだっけか。
まだ一冊も入手しておりません。


・ゆがんだ心→心のゆだん(本当)
「心のゆだんがうんぬん」みたいなことが、ポスターに書いてあったんですよ。
公共広告のポスターでね、悪いクスリいけない、みたいなやつだったと思うのですけど。
それで、パッと見た時に「心のゆだん」が「ゆがんだ心」に見えて、
「ゆがんだ心にそういう悪いことが忍び寄ってくるよ」
みたいなことを言われたと思ったのですよ。
反射的に、「心のゆがみまで、あんたにとやかく言われたくないわい。こちとら、いろいろあるんじゃ」と思ったわけですが、実際は「心のゆだん」だったために、なんか「あぁオレってほんとに心ゆがんでるんだな」と明確に悟らされるはめになったというわけです。
ちくしょう。


・一体誰が、その人の人生を「ダメ」と否定しうるのだろう。
なんか、上のメモと見比べると、びっくりするほど負け惜しみっぽいですね。
でも結論から言うと、「ダメとは人には言えないんだけど、ダメなもんはやっぱりダメだよね」ということなわけです。




そして、携帯のメモはすっかり初期状態に。
また、ちょこちょこ入れられます。