忘れようにも 思い出せない
目薬をさした時、なにを思うのかと言えば、
「あぁ、眼と鼻ってつながってるんだなぁ」
と思うわけです。
そういえば、たくさん涙を流すと鼻水が出るわけなんですけど、それと同じ理屈なんでしょうか。
泣いた記憶と共にあるのは、「なんで泣いていたのか」というその理由より、
泣いている自分に対する情けなさや、恥ずかしさ、
それに鼻から抜けてのどに落ちていく、あの感触だったりしますね。
もうずいぶん長い間、涙を流していないような気がするのですが、目薬をさした瞬間にそういったことをいろいろ思い出しました。
記憶はすり減っても体が覚えている。
その例ですね。