酒のツマミ

月曜日は、ベロンベロンになるまで飲むことが多いです。
年に52回月曜日があれば、45回くらいはベロンベロンです(もっとかもしれません)。
そう考えると、一ヶ月以上がまるごとベロンベロンということで、これはなんだかすごいことですね。


私は原則として他人の誘いは断らないということにしていますし、別に嫌いな方では無いような気がしますので、ベロンベロンになることにも躊躇はありません。
昼の二時半に仕事が終わってしまったので、三時から近所の蕎麦屋で飲み始めました。
その時間から、合法的に(?)お酒を出している店といえば、蕎麦屋くらいしか思いつかなかったのです。
五時すぎに蕎麦屋を出て、今度は二件目を探しに出ました。
近場に知り合いがいたので、とりあえずその人のところに行き、用事が片付くまでということで、その家の二階でビールを飲み始めました。
途中で、スーパーに出て買い物。お寿司を買って、また飲み続けやがて夕飯を食べに、居酒屋へ出かけました。
私はその日の夜、麻雀に誘われていたのですが、いい加減飲み続けてしまっていたので、結局行けずに終電まで飲んでしまいました。


9時間、ずーっと何かしらアルコールを口にしていたことになるのですが、私は自分がどうも自分がアルコール飲料を好きだとは思っていないようです。
別に、おいしいお酒が好き、とか、違いが分かる男のうんぬんということもありませんし。飲むものは何でもいいのです。
飲むと、なにか解放された気分になるし、相手も愉快になることも多いので、飲みに行くのは大好きです。(そういう飲み方の良否はともかく)
結局、人を向かい側において、頭の中身や胸の内をひっくり返すことが楽しいわけで、そういえば一人で飲むことはありません。
お酒を飲まない人は、そういうことは飲まないでやったっていいのでは無いかと言うのですが、私は飲まずにやりたいとは全く思いませんね。


苦い薬を飲んだような顔をして、深刻な話をすることが悪いことだとは思いませんが。
人間の胸の内など、酒のツマミ程度にしておくのがちょうどいいのではないかと思うのです。こういうことを言うと、真面目な話が出来ないとあきれられることになりますが。
でもまぁ、本当に真面目な話って、真面目な顔をしてするものなんでしょうか。
私は大真面目にこういうことを言っているのですが。