誰にとっても、持ち歩くべきは5つの道具であるということ。

昨日、グインサーガの話を書いた時には、私の人生で順調に進んでるのはそれだけかと思っていたくらいですが、そういえばいまだに「おいでよどうぶつの森」をほぼ毎日遊んでいます。


このゲームは、世界のどこかにあるような無いような森の一角にある村で、どうぶつたちと一緒に生活するというものです。
ストーリーがあるわけではなく(ホントはあるのですが)、ドラマがあるわけでもなく(ホントはあるのですが)、エンディングがあるわけでもない(スタッフロールはあるのですが)。
あるのは、いくつかの施設と、二足歩行する動物とそのお家。
まぁ、これが本当に良く出来ています。


ゲームのおもしろさというのは、それに興味の無い人に対してその魅力を伝えるのに、かなりの困難があると思います。
「ある作品」の魅力を伝えるのは比較的容易でも、小説や映画自体のおもしろさを伝えるのは難しいというのに近いところがあるでしょうか。
浅田次郎は泣ける」からと言って、別に浅田次郎本人の写真を見て泣くわけじゃない、ということでしょうか。
違うか。(というか、浅田次郎読んだことないなぁ)


そんな言い訳をするくらいですから、このゲームの魅力を一言で言うのは結構難しいわけです。
「ここ三ヶ月毎日遊んでるのだから面白いに決まっている」という強弁の方法もあるわけですが、まぁ小学生なんて六年間も学校行きますしね。面白いかどうかはともかく。
それでは、私が毎日nintendoDSを起動して、「どうぶつの森」で何をやっているか書いてみましょうか。


まず郵便物を受け取ります
    ↓
赤カブに水をやる
    ↓
海岸に貝を拾いに行く(魚がいれば釣る)
    ↓
川沿いに歩いてタヌキチデパートへ(川に魚がいれば釣る)
    ↓
デパートで貝を売り払って、果樹園に果実が実っていれば回収・売却(三日に一回くらい)
    ↓
デパートでは便箋の在庫をチェック(後一種類で揃うのですが……)
ついでに株価を聞く
    ↓
手にスコップを持って、岩を叩いて回る
(このゲームを遊んでいなければ一生理解出来ない行為ですね)
    ↓
その際、地面にバッテン印が無いか気をつける。
(雪が無くなって見つけずらくなりました)
    ↓
最後の地点で、門番さんの落し物チェック
    ↓
化石が見つかっていれば博物館に鑑定に
    ↓
帰り際、ロデオに三回話しかける
    ↓
家に帰って、冷蔵庫から便箋を取り出し、ロデオに今日あったことを報告
    ↓
役場に行って、ローンを3000返済(残りは貯金)
ついでに、ゴミ箱をチェック


これで、一サイクル。およそ、30分となります。
花や緑は気にしていません。借金がまだまだあるの、返してからと思っています。
これに、金曜日ならツネキチの店にお出かけ。
土曜日なら、ホンマさんとトタケケ。
日曜日の午前中はカブリバやで。
なんだか分からないでしょうが、遊んでる人なら常識としてたちどころに理解できる作業を、毎日率先して遊んでおります。
そういえば、まだペリオには会えて無いなぁ。平日は夜しか遊べないからね。


いやぁ、これだけ読んでも何がおもしろいのか分からないねぇ。
いくら良く出来ていても、結局、毎日繰り返し同じことをやってるわけですよ。
「毎日同じことをやるということは、毎日同じでは無い」と言えば通じる人には通じることと思うのですが。