「やぁ」と来て、「やぁ」と去る(その9)

で、今日は6月第2週の日記です。

6月7日
はてなダイアリーキーワード一覧 09:47
■ キーワードを編集ページの変更 12:07
キーワードモデレーションシステムについて 12:37
■ テーマ追加 15:05


6月9日
キーワード一覧ページRSS配信開始 09:28
■ キーワード検索リンク 12:06
RSS対応 20:37


6月10日
注目キーワードしきい値 08:25
■ [category]見出しのname属性が1文字のときの不具合について
■ キーワードページのコメント表示について 17:15


6月11日
■ 日記編集ページでのおとなり日記 18:26
■ キーワードのコメント 18:29


6月12日
はてなの書籍 14:49

はてなダイアリー」において、キーワードをめぐりめぐる話ってのはほんとに沢山あるんですねぇ。
これ(「キーワード」のことね。なんか、指の先でつまんで、体から遠ざけて持ちたくなってしまうのだけれど)に関してはエキサイトした対応も、クールな対応も、私自身の理解力の不足から、ちょっと良く分からない話ばかりなのですが、6月7日にある「キーワードモデレーションシステムについて」という文章は、キーワードがらみの話の中では腑に落ちた方かな。
http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20040607#1086579423

これは、キーワードとして有益であるのは名詞であるだろうという予測の上に立つものです。

この「予測」なんて、私なんかにしてみれば極めて妥当な考えじゃないかと思うのだけれど、

「ぐぐって」、「オンドゥルルラギッタンディスカー」など、名詞ではないが多くのユーザーがキーワードとして有用であると考える言葉は、ルール違反となる

ルール違反になるのが困るので、問題になったと書いてあります。
「ぐぐって」も「オンドル〜」もキーワード登録出来なくてもいいと思うんだけどな。(いや、別に出来たっていいけど)
でも、「キーワードっていうのはもっと豊かなものだ」とか「こんなもんキーワードにしてどうすんだ」という意見がすごくたくさん(?)あったんだろうね。
で、出来たのだが「キーワードモデレーションシステム」と。へー。(めちゃめちゃはしょってますな)

  1. 同じキーワードを使っている日記を探しだすことができる(自動リンクシステム的側面
  2. キーワードについての有益な情報を得ることができる(辞書・百科事典的側面)

で、現在は上の基準によってキーワードは運営されているのだそうな。なるほど、キーワードの是非はともあれ、私なんかは極めてもっともで、ケチのつけようは無いと思いますがね。
あんまり知らないんだけど、他の会社がやっているいわゆる「blog」には、はてなのような「キーワード」っていうのは無いんでしょ? 普通、こんなこと面倒くさくてやらなそうだよね(技術的なことは全く分からないけども)。無ければ揉めないのに、あるから揉めるっていうのはおもしろいね。無くてもいいものをあえてやるというのは、多分こだわりなんですよね。

キーワード不要論の中で、はてなが対応をすべきであると考える問題の多くは、「キーワードが名詞でない」という点と、「キーワードの自動リンクが邪魔である」ということを根拠とするものでした。キーワードの本来の有用性とは別の部分で、キーワードの存続について議論が盛んに起こるのは、当初に策定を行った名詞ルールや、システムが実体と合わないからであり、早急なルールやシステムの改訂が必要であると判断しました。

これなんていうのは、誰に対するポーズなのか分からないのですが、はっきりと不要な一文だと思いますけど。
はてなはキーワードやります。リンクは切らせません。なぜならそれがはてなである根拠だからです」と言えばいいのに。(言ってんのか)
キーワードモデレーションシステム」っていうのも、始めて見た時から「なんだか言い訳がましいシステムだなぁ」と思っていましたが、その感想は今でも変わってないかな。文句言われた時に、「いやこういうシステムがありますから、まずこれを使って見てください」みたいな誘導をするために作った仕掛けに見えました。(私は「しきい値」を変えたことが無いですし、もう慣れてキーワードリンク自体が目に入ってこないので、いよいよそういう感想になるんでしょう。別に役に立ってないと言ってるのではねくて、役に立ってるのか知らないということです)
キーワードの是非って、実際はどうなんかな(人それぞれ? それは分かってるんですけどね。分かってんのかな?)。
ま、会社に勤めてて社長の悪口言う人はいくらでもいるし、そう言う人の気持ちも大変良く分かるので、なんとも言えない感じかな。それに、「キーワード」が嫌な人はもう他の「いわゆるblog」に移った後か。ということは、これからはキーワードで揉めなくなるはず? それが、二ヶ月たっても揉めてるんだよね。今年の八月はすごく暑いからかね。
それに、もひとつ。「はてなのこれこれこういう部分が好きなんです」とか「これこれが無くなったら辞めます」、とかこういうことを言う方のメンタリティーも、ちょっと失礼かもしれないけれど興味深い。(おぉ、これを「ウオッチ」というのか。確かに感じが悪い。裁判の傍聴マニアみたいなもんか。違うか)
これからは、こういうことは感じても書くのはやめよう。うん。