チョコレート向上の秘密

tanakadaishi2007-02-14

さて、2月14日です。
googleもバレンタイン仕様で、日本におけるチョコレート需要の上昇を促しています。
まぁ、いつのまにやら立派に育ってしまったイベントなので、いまさら良いの悪いの言っても仕方ありません。
チョコでも食べて、気を落ち着かせることにしましょう。


長年バレンタインデーを、なにやら盛大に盛り上げてきた結果、最大の成果とは
「日本のチョコレートがおいしくなった」
ことではないかと思います。
一昔前は、「チョコレートはめ・い・じ」だったわけで、ミルクチョコレートの板チョコこそがチョコレートでした。
(まぁ他にもキスチョコとかアポロとかそういうのもありましたけど)
もっと前だと、ハーシーの板チョコらしいですが、日本ではミルクチョコレート以外は根付かなかった印象があります。
(例外はホワイトチョコレートなのですが、あれは果たしてチョコレートと呼んで良いものなのか、私は疑っています)
それがロッテのVIPチョコレートを経て、今や生チョコだのトリュフだの名前は知っていても、実態が正確には良く分かっていないものも増えて、バレンタインデー直前ともなれば、おかし売り場は百花繚乱。末は5円チョコから、上は一粒300円のものまで。
一粒300円のチョコレートは、おそらく間違いなくおいしいのでしょうが、来るところまで来た感じですね。
他にも、一枚1200円の板チョコというのもあるらしく、この辺は一度くらいなら食べてみたい気がします。
あれだな、モスの1000円ハンバーガーと同じ路線だね。


ケーキ屋は便乗して、チョコレートケーキを売っている次第。
なるほど、「バレンタインデーにはチョコレート」という安直さに耐えられない人は、こちらの方が良いのかもしれません。
あんまりチョコ好きじゃない人も、チョコレートケーキなら食べるかもしれませんし。
「あら、そういえば今日はバレンタインデーなの? バレンタインデーだからチョコレートケーキだと思われるのはいやねぇ。ねぇお姉さん、ショートケーキをいただけない? 1ホール。まぁね、せっかくのバレンタインデーだし」
チョコレートケーキもイヤだというならば、他のケーキを買ってもらえばいいわけですな。
しかし、ここまで来ると、このイベントを始めた人の意図とはちょっと違うんじゃないかと思わないでもないわけですが。
チョコ関係なくなっちゃうじゃん。
しかし、まぁ一説によるとバレンタインデーはお菓子屋さんが自分のところの商品を売るために始めたイベントだそうなので、趣旨はあってるのかもしれません。


とまぁ、こんなことをチョコレートをかじりながらでっちあげて、手についた粉をはたいて終わりにしましょう。
ちなみに、私の食べていたチョコレートは大変おいしかったです。
もちろん箱は空っぽ。10粒入りでした。
こんな夜遅く、そんなに食べて大丈夫なの? ですって?
ご心配なく。昨日、味見で7粒食べてしまったので、今日は3粒だけしか残っていませんでした。
ですから、心配するなら昨日心配してくださる必要があったようです。