週刊一週間

・8月3日(木)
玉村方久斗という人が、江戸川乱歩の「双生児」というタイトルの作品の表紙と挿画を書いている。
初出のものじゃ無いのは分かっているんだけど、じゃあいつ使われたものかという疑問が残る。
あぁ、原画があったの、知り合いのところに。
乱歩は、方久斗がやっていた「エポック」という雑誌に巻頭言を書いたことがあるので、関係がある可能性はある。
使われたのは、別冊宝石あたりじゃないかと当たりは付けてあるんだけど、それを取り寄せるのが面倒で放ってある。


・8月4日(金)
世の中は良くなっているという幻想。良くなるべきだという希望。
ポケモンのスタンプラリーを楽しむ子供を見ながら、なぜかそんな考えが。


・8月5日(土)
後輩から勧められた、大倉崇裕を三冊読む。
長編は力不足。落語ものの短編には良いものがあるけど、後半は型にはまって、30分のプログラムピクチャーみたいになっている。


・8月6日(日)
お酒を飲むのは楽しい、なら普通。
だけど、「若い人と飲むのは楽しい」になると、とたんに変態じみて来る。


・8月7日(月)
刑事コロンボシリーズのノベライズ本を掘り出してくる。
大倉崇裕が、「殺しの序曲(円谷夏樹)」「死の引受人」という作品を翻訳してるそうなので。
これは持ってたので、助かった。


・8月8日(火)
「うそうそ」(畠中恵
このシリーズも勧められて読んだがとても楽しい。最近は自分で探すより、人に勧めてもらう方がいいね。
無責任に楽しめるから。


・8月9日(水)
人間は、絶対細かい時間の方がうまく使えると思う。