クローム襲撃?(アイスを転がせ)

携帯電話を持っている日本人であれば、スパムメールワン切りの被害にあったことの無い人の方が少ないと思われるのですが、かく言う私も、次こそはワン切りがかかってきたら、つなぎっぱなしにして切らないぞと思っているのですが、なかなか機会がありません。
ワン切りに掛けると悔しいんだよね。
自分からかけ直しているあたりが、かなり悔しい。
さらに、知らない番号でかかって来るわけで、半ばそうではないかと思ってかけ直しているのがより悔しい。
そこから聞こえてくるのが、うらさびしいテープの音だったりして三度悔しい。
業者さん。あんまり、デジタルじゃないぞー。少しはデジタルだと思うけど。
発信に課金すれば数秒でなくなるようなものですが、そういうわけにはいかないもんで困ったもんです。
ただ、携帯電話の着信履歴が残るという性質を利用して、向こうから電話をかけ直させるというアイディアに感心します。
そして、それを商売に結びつけようという根性。これぞ、五分の魂と言うべきでは無いでしょうか。


ん? どちらかと言えば、三分の理か。
そういや携帯電話のパケット料金は受ける方もお金取られるんでは無かったか、とふと思い出しました。
正確な記憶では無いのですが、昔「取りやすいところから取りやがるな」と思った記憶があります。
誤解なら悪いけど、商売としてはパケットの方が「ぼろいしエグイ」よね。
昔あった事件で、利子の端数切り捨て部分(銀行で1銭とかそういう金額)を自分の口座に振り込むように設定した銀行員がいて、莫大な金額がその口座に振り込まれてしまってばれた、という話を聞いたことがありますが、これは本当の話なのかな。
いや、パケットがそういう犯罪的な行為だと言ってるわけじゃなくって、「あらもう上手に取りますわね」と言いたかったと。
それに私は、大きな会社のこそこそした態度とか、突然尊大になるところとか嫌いじゃなくってよ。
立派な大人が、実は立派じゃないなんて、ちょっとかわいい。(困ったもんですが)


だんだん、なに書いてるか分からなくなって来たので本題に。
しかし、「mailto:」を使わない理由が「好きじゃないから」とは。思わず笑ってしまいました。これほど真っ当な理由はありませんね。清々しくて、とても良い話です。
id:sugio様に紹介していただいたページは、「AAA!CAFE」という無料ホームページサービスの一部のようです。
しかし、肝心のページは表示されない様子(ページは表示されているけど、検索窓と四角が二つだけ。文字は無し)。
会員では無いからかしらん?
ま、とりあえずユーザ登録したんで、返りのメールを待つ間にいただいたサンプルを使ってみましょう。

tanakada#ishi@

というのが、それにあたるようなのでこれを設定画面の「ページのフッダ(HTML利用可)」に放り込みます。それで内容を変更。


おお! なるほど、見事にそのまんまだ。おお、おぉ、ぉぉ……
なんと言ったものでしょうか。


「&#〜;」というのがポイントで、ワンセットで一文字に対応していると。
これで、業者のメルアド回収ロボットから自分のアドレスを擬装することができるわけですね。
うーん、なんかサイバー。
しかし、こういう機会でもなければ、サイトに晒されているアドレスを拾ってる人がいるとか、そういう事情なんか絶対知り得なかったろうなぁ(というか、ロボットにやらせるという発想がおもしろい。そして、きっとろくな使われ方をしないというところがなんだ)。
いつもながら、id:sugio様のみならず、皆様のご教示には感謝しております。嬉しいわ、楽しいわで、願ったりかなったり。


結構時間はたったのですが、「AAA!CAFE」からの返信は無いようなので、とりあえず次へ。
フッダの「tanakadaishi@」の裏には、ながながと「&#〜;」で彩られた文字列があるということを察して下さい。


豪華な裏地なわけ。粋でしょ?