空を見上げて(その15 向井千秋氏・後編)

本日はここから。
google:向井千秋 -宇宙飛行士


(大手小町woman 時代を開いた女性たち)
これは、個人的に「当たり」です。

・<5>より
だいたい、宇宙飛行士は3人選ばれたけれど飛行は1回分しか決まっていなかった。今みたいに国際宇宙ステーションという大きなものがあって、日本の貢献度がはっきりしていれば、日本人の宇宙飛行士も次々に飛んでいく機会がある。だけど、私たちが宇宙飛行士になった85年ごろは、「日本も宇宙開発に参加しませんか。スペースラボの3分の1を買い取れば、シャトルの1回分の搭乗機会をあげますよ」という単発のミッションでした。

・<6>より
研究者は自分の実験を深く理解している飛行士に投票する。そこで私たちも、それぞれのテーマを勉強して、「これだけあなたの研究を理解しているから、私に投票してください」って各国を回って歩いた。毛利さんの飛行の代替要員にもなっていて、訓練の合間を縫っての“選挙運動”で、ものすごく忙しかった。
最終的にフランス人とアメリカ人と私が残って政治的な話になってきたところで、日本の宇宙開発事業団が総力を挙げて飛行士のイスをもぎ取ってくれました。これが、1994年の私の宇宙初飛行になったのです。

「宇宙飛行士」が宇宙へ行くために「何が必要か」を、かなりあけすけに書いていて思わず息をのみました。さすが、第一人者の貫禄というやつでしょうか。この記事を読むと、月並みの表現で恐縮ですが、タフな方なんだろうなと思います。(見てのとおりか?)
また、この記事もなんだかすごそうな顔ぶれの中に並んでるんだ、これが。なんというか、人を頭から囓りそうな顔ぶれというか……


そんでもって、拾って拾った「宇宙もの」一覧。
植物ならともかく、「旗」とか「ペナント」とかなんだかなぁ。「お前だって、くれるというなら貰うだろう」と言われるかもしれないけど、いらないなぁ…… でも、欲しい人がいるというのは分かりますね。(自分も「南極の氷」だったらちょっと欲しいし。ちょっと意味合いが違うけど)
(宇宙バラ)
(宇宙つつじ わずか)
(宇宙つつじ2 こちらもわずか)
(宇宙きゅうり)
(宇宙きゅうり2)
(宇宙粘菌)
(宇宙開発事業団小旗セット)
(宇宙ペナント・慶應義塾)
(宇宙金魚)
(宇宙めだか)
「宇宙めだか」には「宇宙」たるゆえんがあって、無重力でもくるくると回らずに産卵出来るめだかの子孫だそうです。子孫も産卵できるのかどうかは知りませんけど。
(宇宙メダカ追加)

楽しみですねー。新堀さんはこの春から博士課程に進む。メダカの稚魚に1〜10Gの重力をかけて1Gにもどし行動を見る。

少なくとも、メダカには過酷な博士課程なのは間違いなさそう。


ちなみに、
(宇宙弟)
こちらは、宇宙へは行っていらっしゃいません。(失礼しました)


ふぅ。とりあえず、普通の収集はこの辺で切り上げましょう。


google:向井千秋 日記
あとは、これなんですけど。
こりゃあ、無いな。無い。


検索結果として、予想通り、web上に公開されている日記が、沢山出て来るわけです。
その中に「おもしろいものが無い」、というわけではなくて、このテキストと一緒でようするに「孫引き」「やしゃご引き」が多くなってしまうので、趣旨に合わない感じなのです。
「もしかしたらご本人の日記」が、と思わないでも無いわけでは無いような気がするのでとりあえず見るのですが、もしあったとすれば下の方に沈んでいるわけ無いよな。


しかし、想像通り男前な方でした。
ちょっと常人とは馬力が違う感じです。googleから漏れてくる話ですらそうなのですから、ご本人はさぞかし、と思うのは素人考えでしょうかね。
なんだか、「なりたいと思って、なれないものなど存在しない」ということを実力行使で思い知らせて行く感じが素敵です(本気です)。


で、
向井千秋氏は少なくともgoogleに引っかかる形では日記を書いていないようです。(旦那様は紙媒体で「読書日記」を書いていたらしいですが)
まぁ、そうじゃないかと思っていました(もしかして、これをあと2回書くのか?)。